第217通常国会が開会しました
第217回通常国会が開会しました。
まず、本日午前の本会議では、昨年末に逝去された足立敏之議員への議長弔詞朗読と、森屋宏議員による哀悼演説が行われました。
気候変動による災害の激甚化対策や治水といったテーマにも取り組まれていた故人のご経歴や政策を知るにつけ、自分の専門性とも重なる部分があり、直接お話を伺う機会があれば、ぜひ多くを学ばせていただきたかったと思いました。
豊富な知見と経験を持つ貴重な先輩を失い、痛恨の極みです。改めて心よりお悔やみを申し上げます。
本会議の後は、特別委員会、開会式、両院議員総会を経て、その後の本会議では四大臣の施政方針演説が行われました。
目下の諸課題を飛び越えて、冒頭から「楽しい日本」を連呼する石破総理。その言葉選びには、正直、違和感を覚えました。
ご自身が「閉塞感」や「手詰まり感」を感じているのではないか――そんな印象を受けました。
与党側からの拍手もまばらで、総理自身が本気でワクワクしながら話しているのか、疑問が残ります。話している石破さん自身が、あまり楽しそうではなかったのです。
なるほど、違和感の正体はこれだったのか。
「楽しい」は、「不安」の上には成り立ちません。
「楽しい」も結構だけれども、いろいろな「不安」を解消することが先決なのではないか。そう思いました。
さて、とにもかくにも、本会議や各委員会の仕事、そして党から託された役割に、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
お正月から家族をどこにも連れて行けないほど、さまざまなことが詰まっていますが、自分自身の発信も頑張らねば、です。