PROFILE

おくむら "OKKUN" 政佳
おくむら まさよし
保育士として
大学時代に公立保育所で4年間保育補助のアルバイトをしていたことをきっかけに、RAGFAIRの活動と平行して独学で保育士資格の取得を目指すようになる。7年間の挑戦の末、 2012年に資格を取得。同年、横浜市内の保育所(横浜保育室)にて実際にパート保育士として勤め始める。3-5歳児の担任を経て2014年には主任保育士となり、園長を補佐(〜2016)。日本福祉大学通信課程で幼稚園教諭(一種)免許も取得。保育士向け講演も多数行っている。2020年より現場(認可保育所)に復帰、現在も横浜市内の保育所で勤務している。
気象予報士として
高校3年生の時、当時史上最年少となる17歳7ヶ月で気象予報士試験に合格。日本初の高校生気象予報士として「ニュースステーション(テレビ朝日系)」などに出演し、話題となる。音楽活動と平行し「そらなび!(CBC系)」では、準レギュラーの気象予報士として出演。その他「土曜あるある晩餐会」「テンションあがる会」(テレビ朝日系)やその他ラジオ番組にも多数出演。2018年「Yahoo!防災統一模試・台風豪雨編」イベントでの解説など、さまざまな場面での気象分野の啓蒙にあたっている。
ボイスパーカッショニストとして
高校時代に体験したアカペラスタイルの音楽に感動し、大学では筑波大学アカペラサークルDoo-Wopに所属。2年間にわたって代表を務め、ボイスパーカッショニストとして多くのバンドに参加しながら、1999年には日本最大級のアマチュアアカペライベント「Japan Acappella Movement(JAM)」を立ち上げるなど、大学の枠を超えて精力的に活動。現在もほぼ毎年開かれているJAMでは本戦の最終審査員を務めている。また、2007年より、ジャズピアニスト松永貴志とのユニット 「SocooL(ソークール)」を結成。ボイスパーカッションとピアノという異色の組み合わせながら、全国ジャズライブハウスなどでツアーを毎年行っている。有声音を多用して作る音色は、未だに多くのファンを惹きつけ、後進の指導にもあたっている。また、札幌国際大学短期大学部・河本 洋一教授による、科研費・基盤研究(C)(2019〜2022年度:課題番号19K02799)『学校教育におけるヒューマンビートボックスの指導でのオノマトペの活用法の研究』の研究で、日本を代表するプレイヤーとして、研究対象としても取り上げられた。
RAGFAIRとして
2001年、「力の限りゴーゴゴー!!」(フジテレビ系)への出演がきっかけで「ハモネプ」「ボイパ」ブームを巻き起こし、RAGFAIRでメジャーデビュー。シングルCD「恋のマイレージ」「Sheサイドストーリー」は週間シングルオリコンチャート1・2位を独占する快挙を成し遂げ、ゴールデンアロー賞音楽新人賞、日本有線大賞新人賞等を受賞、さらにNHK紅白歌合戦出場や武道館でのワンマンライブなどを成功させた。現在までシングル20枚、アルバム8枚をリリースし、全国ツアーも多数。2019年4月22日、参院選出馬に伴い、脱退を表明。
科学技術コミュニケーターとして
一般向けに気象や防災をわかりやすく伝える「サイエンスカフェ」や「お天気教室」をさまざまな形で開いている。2012年には、北海道大学高等推進機構科学技術コミュニケーター養成コースに在籍。2014年に北海道大学で行った講演「科学技術×子×ミュージシャンの可能性:気象予報士・防災士 & 保育士 & 歌手の最近の取り組み」は、専門誌「科学技術コミュニケーション(CoSTEP刊)」にも収録。2018年には、北海道大学において「『気象予報”史”』から紐解く、科学技術コミュニケーション論」と題して講義を行った。現在も学校での出前授業など、幅広い年齢を対象に、科学の楽しさや天気の魅力、気象・防災情報の利活用法などを伝えている。2021年3月より横浜国立大学台風科学技術研究センター準備室。10月より同センター活動支援チームスタッフ。2022年より同チームリーダー。2022年7月より、「ムーンショット目標8 2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」(安全で豊かな社会を目指す台風制御研究)PM補佐。
防災士として
高校生の時、修学旅行先で北海道東方沖地震を経験。半年もたたずに阪神大震災を経験する。H16年に中越地震のボランティアに参加したことがきっかけとなり、災害復興ボランティアに積極的に参加するようになる。H23東日本大震災、H23紀伊半島大水害、H24つくば竜巻、H27鬼怒川常総大水害、H28北海道空知川水害、H30年胆振東部地震等では被災地の最前線で活動。H23年に防災士資格も取得している。また、石巻市牡鹿半島では震災後のコミュニティ作りにも関わり、震災後8年を経た現在も定期的に被災地に通っている。また、ハザードマップを活用した親子防災教室なども行っている。
気象教育の研究者として
筑波大学では「レーダーを用いた関東沿岸域の降水の日変化に関する研究」、横浜国立大学院では、園庭がない保育所での気象教育をテーマとして「未就学児童に対する保育所における気象教育-科学技術コミュニケーション実践の評価と教材アプリケーションの開発―」で学会発表・論文執筆を行った。また、その研究を基にウェザーニューズ社と共同でWEBアプリ「SORAKIDS」を開発・リリース。気象教育に関する功績が認められ、2017年に日本気象学会奨励賞(現・小倉奨励賞)と気象文化大賞(WNI気象文化創造センター)を受賞。
- 生年月日
- 1978年3月30日
- 血液型
- AB型
- 出身地
- 大阪府
- 資格
- 気象予報士
- 防災士
- 保育士
- 幼稚園教諭(一種)
- 赤十字幼児安全法支援員